CJCCも今年の2月で3年目を迎え、内外から来訪者も増え、知名度も上がっているようですが?
はい、ありがとうございます。
本センターが開設した3年前は来訪者もまばらでしたが、現在ではロビーや中庭に設置したテーブルも勉強や談する学生や外国人で朝から毎日いっぱいで、また、図書室来訪者も既に1.5万人(延べ人数)を超えており、今度CJCC訪問者は、延べ人数で4万人に達するのではないでしょうか? また、CJCC
Website訪問者数も2007年は15万件近くになる見込みです。
これも在留邦人の皆さんのサポートや本センタースタッフの努力 のお陰だと感謝しています。
延べ人数でもCJCC訪問者数が4万人とはプノンペンの人口を考えたらすごい数ですね!在留邦人社会でもCJCCの知名度は開設した2年前と比較したら雲泥の差だと感じていますし、益々、CJCCの存在が高まっているようですね。さて、そんなCJCCですが、今後、どのような展望をお考えですか?
そうですね。
カンボジアと日本との友好、交流及び情報の発信基地としてCJCCが開設されましたが、現在、カンボジアでは、CJCCと同じようなセンター〜「カンボジア-韓国」、「カンボジア-中国」〜の開設も予定されていると聞いています。これは、開所して2年が経過したCJCCの活動が高く評価された一つの結果だと嬉しく思っています。勿論、それらのセンターとも協力関係を構築することにより、カンボジアの市場経済の促進、人材育成開発の速度が加速するものと期待しています。
その中で、前回ご紹介したそれぞれの事業で、次のような姿(将来展望)をイメージしています。
@人材育成コース
現在は日本人講師によるコース運営がなされていますが、それと並行的にCJCC人材育成コース受講生や日本からの帰国留学生を講師として採用し、カンボジアの実態、ニーズに合った多様な研修コースを定期的に開催していきたいと思います。また、過去に開催した研修コースのテキストをカンボジア語に翻訳し、分野別ビジネス書として一般にも配布したいと考えています。更に、カンボジア国内の大学等教育機関、企業との更なる密接な関係構築を行うことに加え、日本国内の教育機関等とも連携し、人材育成コース成績優秀者を日本の教育機関等や企業で研修を行い、日本で学んだノウハウをカンボジア国内の大学等教育機関、企業で他のカンボジア人に移転してもらうような体制を構築していきたいと考えています。
@日本語コース
今後、日本からカンボジアへの企業進出が増加することが予想され、それに伴う日系企業の日本人経営者とカンボジア人従業員を繋ぐ人材の需要が高まるものと考え、それらの人材をCJCC日本語コース受講生から積極的に供給していきたいと考えています。勿論、日本語教育だけではなく、人材育成コースと連携を図り、ビジネスマナー教育も実施し、ニーズに即した即戦力になるような人材を供給したいと思っています。
また、アンコールワットに代表される観光産業での人材の需要を考え、カンボジア観光省、各大学観光学科等との連携を図り、ホテル従業員、ガイド、通訳としての人材を輩出できるようなコースを設定していきたいと考えています。
@相互理解促進事業(交流事業)
現在、積極的に実施しているカンボジア文化及び日本文化紹介、各種コンサート、映画上映会等の事業に加え、「留学生への情報提供」及び「学術交流」に力を入れていきたいと考えています。
「留学生への情報」については、CJCCがカンボジアにおける日本留学への窓口として、各大学、機関担当者による留学相談会、留学生選抜試験、オリエンテーションの実施し、更に帰国留学生同窓会ネットワーク形成の構築を促進し、将来のカンボジア社会・開発及び変革の中心的な役割を果たしたいと思います。
更に、CJCC図書室に現在設置している日本の各大学からの留学生募集要項や留学関連書籍の充実を図ると共に、各大学、機関をインターネットで結び、留学希望者が得たい情報がすぐに入手できるシステムを構築したいと考えています。
また、「学術交流」では、カンボジアと日本の各大学の連携促進を図るための情報提供を行い、大学間連携、共同研究、人材交流(学生、教育者)等の橋渡しを行い、教育的観点からのカンボジア、日本の交流促進の拠点としていく予定です。
@広報事業
CJCC広報事業分野に「メディア教材制作センター」機能をもたせ、カンボジア及びアセアンODA関連事業の出版、映像資料の制作し、CJCC図書室にMedia
Libraryを開設し、広報分野で制作したものを自由に閲覧できるようにする予定です。また、「メディア教材制作センター」において、アセアン地域を中心に各国日本センターの広報・
メディア関連事業担当スタッフを対象にした教材ワークショップの実施し、各国日本センター広報分野スタッフの知識、技術の底上げを図ることを考えています。
ありがとうございました。かなりしっかりとした展望ですが、是非とも実現できるように頑張ってください。
はい、ありがとうございます。
CJCCの今後の展望実現のためには、カンボジア政府やCJCCだけでは、とても実現できません。日本政府(在カンボジア日本国大使館、JICA、国際交流基金、その他の公的機関)、日本企業、大学及び在カンボジア在留邦人の皆さんがオールジャパンとしてCJCCを支援いただく体制が不可欠ですので、今後とも宜しくご指導、ご支援
の程、お願いします。
我々日本人も、「官民連携」体制でCJCCを支援していくことが、結局は日本の利益になると思います。どうも長い間ありがとうございました。
ありがとうございました。